gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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asahi.com(朝日新聞社):「人民元口座開けます」 HSBC日本支店で27日から - ビジネス・経済

香港上海銀行を母体にする英国の銀行「HSBC」が27日から、日本の支店で中国の通貨「人民元」の預金口座を開けるようにする。HSBCに円やドルで1千万円以上預ければ、人民元に両替して新口座を作ることができる。中国を訪れた時に人民元で引き出せるほか、裕福な人が資産運用にも活用できるという。
HSBCは東京や横浜市、神戸市などにある日本の支店で、中国の支店の人民元口座を開けるようにする。日中を含む世界40万台以上の現金自動出入機(ATM)で出金できる。HSBCは米英仏などで同様の口座開設のサービスをすでに始めている。
人民元預金の1年定期の金利は年2.25%で、円の預金(最大年0.2%)を大きく上回る。また、人民元は切り上げ観測があり、切り上げられれば、円換算すると資産が増える可能性がある。このため、HSBCは「人民元の口座開設は、顧客から要望が高かった」(担当者)という。
ただ、管理されているとはいえ、為替変動で損失を被る危険もある。人民元の相場は事実上米ドルと固定している。円高ドル安になれば人民元の円に対する価値も下がり、口座の人民元を円換算すると預けた時より目減りする恐れがある。
また、口座開設が「解禁」されたとはいえ、まだ大きな制限が残る。開設後に口座に入金できるのは年5万ドル(約450万円)まで。キャッシュカードは日本では発行されないので、キャッシュカードを使って預けた人民元を引き出すには、中国の支店で手続きをしなければならない。中国の外で引き出せるのは年2万ドル(約180万円)に限られてもいる。
日本で人民元口座を開設できるサービスは、昨年12月に中国政府系の中国銀行が始めた。ただ、日本の支店の口座になり、出金は日本でしかできない。(大日向寛文)

http://www.asahi.com/business/update/0526/TKY201005260530.html

切り上げが発生する可能性はかなり高いし、十分な資産があったら試してみたいけど、そんな金は無い。
人民元と外貨の交換に制限があったり、記事中にあるとおり、入金や出金に制限があるため、切り上げたら即座に円に戻して逃げる、という事が出来ない。
あと、手数料なども記事だけじゃ判らんから、本当に儲かるかはよく調べないと判らないけど、利率を考えれば十分検討に値するレベルかもしれない。
…まあ、タネ銭が無い以上、検討するだけ無駄なんでやら無いけど。
1〜2年の長さで見れば、まだ大丈夫だろうけど、今の世界情勢は5年後が不透明すぎて、中国という信用がほとんどない国を相手に資産運用はリスクが無視できないのがなんとも。