gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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発信箱:「戦略」って何ですか?=笠原敏彦(欧州総局) - 毎日jp(毎日新聞)

発信箱:「戦略」って何ですか?=笠原敏彦(欧州総局)
ロンドンには、日本の新聞が1日遅れで届く。それを読んでいると、最近やたら「戦略(ストラテジー)」という言葉が目立つように感じる。その大半は、「日本の対中外交には戦略がない」というふうに批判的な使い回しだ。世の中が行き詰まり、戦略に活路を見いだそうとしているのだろう。しかし、何をもって戦略とするのか、その定義となると意外に難しいのでは。
先日、まさに「戦略××長」という肩書を持つ英政府幹部と食事したときのこと。英国というと「スパイの国」で、戦略にたけたイメージが強いが、この幹部はあっけらかんと言ってのけた。「議会の委員会が今、各省の戦略を調査しているのだが、それ(戦略)がないのが問題だ。でも、先進国ならどこでも『豊かで安全』であること以外に、戦略なんてあるのかね」
誇張した発言ではある。しかし、社会が複雑化し、その変化のスピードが加速度的に増す中、大英帝国の末裔(まつえい)たちにとっても「正しい戦略」を練ることは悩みの種であるようだ。そして、彼は意味深長にこうも言った。「真に重要な戦略があれば、そんなものは明かしたりはしない」
では戦略とは何なのか。専門家に聞いても、歯切れの良い回答はなかなか返ってこない。意味が拡散しているのかも。そんな中で、米国防大学の教授から受けた次の説明はピンときた。「まず目標を定める。そして利用可能な手持ちの資源(リソース)を見定める。その限られた資源でいかに目標を達成するかを示すことが戦略である」
戦略は大切だと思う。ただ、この言葉は聞こえが良い分、使われ方次第で怪しげにも響く。政府の国家戦略室がいい例だろう。何か賢そうで、問題克服への期待(幻想?)は抱かせるが、何を使命とするのかさえ二転三転しているのだから。

http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20101101k0000m070126000c.html

一見、もっともらしく聞こえるけど怪しげなのはこの記事自体だと言うオチ。
戦略が「先進国ならどこでも『豊かで安全』であること」と言う話は、なるほど普遍的であるが、今のミンス政権が、それを目標とした戦術を取っているのか疑問を感じるほどに、逆張りしまくっているからこその批判だというのに、何を言い出すやら。
政権交代しても半年以上、経済対策は完全に棚上げして、実現不可能なCO2削減公約や財源なきばら撒き法案、総額14兆円を越える対外援助の乱発、基地移転問題を反故にし、在日米軍不要論まで飛び出す反米工作に、国民には全く利益のない外国人参政権や、外国人にまで支給する子供手当朝鮮学校にまで無償化といった「国民を貧しくする政策」のオンパレード。
やっと経済対策を開始したと思ったら自民政権時代の焼き直し。(エコポイントを批判していたクチは何処へやら…)
円高容認発言で大企業の利益をふっとばし、更に失言を繰り返して介入効果を小さくする事に腐心してとうとう円高は過去最高に近づくレベル。
対中関係についても中国に一方的な譲歩を繰り返すだけで、国民には真実を伝えないなどの国民の利益を無視した態度、それでいて日中関係は冷え込む一方。
…戦略以前の問題だろ。
侮日変態新聞は、言う事が違うね。