gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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東日本大震災:福島第1原発事故 米軍無人機の映像、日本政府が公開に慎重 - 毎日jp(毎日新聞)

日本政府が、米空軍無人偵察機グローバルホーク」が撮影した福島第1原発上空の映像の提供を受けながら、公開に慎重姿勢を見せていることが関係者の証言で分かった。米軍側は「あくまで日本側の判断」とし、提供した映像の公開を承認している。
無人機が搭載する高性能のカメラは「車のナンバーが読み取れるほど鮮明」(米空軍)で、映像は原発施設の内部状況をほぼリアルタイムでとらえており、専門家の分析にも役立つ可能性が高いという。
米空軍は日本政府からの要請を受け、グアムのアンダーセン空軍基地に配備されている最新鋭のグローバルホーク(翼幅約40メートル、全長15メートル)を震災の翌12日から、被災地周辺に飛行させている。多量の放射性物質が検知されている福島第1原発上空では自衛隊機の飛行が困難なため、グローバルホークが24時間態勢で撮影。衛星通信を介して映像を米カリフォルニア州の米空軍基地に送信し、日本政府側にも提供している。
だが日本側は、映像を保有したまま公開していない。同米空軍基地では、米国の原発専門家らが映像を詳細に分析しているという。【大治朋子】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110319ddm012040016000c.html

つくづくミンス党の隠蔽体質は、酷すぎる。
尖閣事件の情報隠蔽戦犯である仙石のクズを官房副長官なんて位置につけたあたりで、予想された結果だけど。
閑話休題
原発問題の解決も重要だが、政府は手早く次の一手を打ち続けなければならない。
具体的には、これから夏に向けて確実に破綻するであろう発電計画に対して、原子力発電所を増やすなり、代替発電手段を決めるなりの決断と、復興へのビジョンを示さなければならないのに、震災から一週間が経過しても、全く復興への筋道を示そうとしない。
「日本は終わりでは無いか」と海外にみなされている最大の理由が、「復興への筋道が未だ政府から示されていない」という部分に集約されているのが、未だに判っていないんだろうな。
仮に最悪の最悪で、1から4号機までの全てがメルトダウン(マスゴミの言う燃料容器破損レベルじゃない、本当のメルトダウン)が発生したとしても、一時的に居住不能になるのは福島原発から半径30キロ圏内であり、都心まで住めなくなるような重大な環境汚染が発生する事はない。
また、情報隠蔽で事故後に何の対策も取らなかった為に、「事故後の被害拡大」が著しかったチェルノブイリとは状況が違う。
適切な避難と汚染食料等の回避を行えば、人命に対する被害も大きく減らせるし、汚染土壌の再生などを行えば、十年単位の時間は掛かるかもしれないが、土地も人が済めるレベルまでの回復は可能なのである。(でなけりゃ広島・長崎は未だに廃墟のままだ)
この非常時に至っても、政治パフォーマンスなんぞに血道を上げる政治屋って、国民に殺されても文句は言えないと思う。