水没戦闘機の修理費計上へ NHKニュース
防衛省は、東日本大震災の津波で水没した宮城県の航空自衛隊松島基地所属のF2戦闘機18機について、厳しい財政事情の下、新たに調達するのは難しいことから、このうち6機を修理して使用する方針を決め、今年度の第3次補正予算案に修理費を計上するよう求めていくことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110823/k10015075611000.html
宮城県の航空自衛隊松島基地では、東日本大震災の津波で、パイロットの教育訓練に使用する、F2戦闘機18機すべてが水没し、防衛省は、修復が可能かどうか調査を進めてきました。その結果、垂直尾翼やエンジンの一部は再利用できるものの、電子機器などのほとんどの部品が使えないことが分かりました。そして、今後の対応を検討したところ、厳しい財政事情の下、1機当たり130億円以上の戦闘機を新たに調達するのは難しいことから、使える部品を組み合わせるなどして6機を修理して使用する方針を決めました。防衛省は、新政権の発足後、今年度の第3次補正予算案に修理費などとしておよそ1100億円を計上するよう、求めていくことにしています。また、当面、パイロットの訓練に支障を来さないよう、別の基地にあるF15戦闘機を訓練用として活用するほか、青森県の三沢基地やアメリカの空軍基地に隊員を派遣するなどして訓練を行うことにしています。
アメリカは、今次FX関連でF35かF18を売り付けたいがために、絶対F2増産は認めないだろうから、失われた18機のうち6機でも修理できるのは不幸中の幸いというか。
…でも、1100億円割る6機だと、1機あたり183億円の修理費がかかってないかい?
F2改への改修費用が含まれているのかな?