gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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まとめたニュース:中国と日本が名古屋で怪しい密約 名城住宅跡地に中国領事館の建設 政府が内諾していた! 河村市長「知らない、本当だったら国の大失敗だ」

名古屋の中国総領事館の移転計画を巡り、外務省が中国政府と交わした約束が明らかになりました。それは、北京の日本大使館の移転承認と引き換えに、総領事館の移転を受け入れるものでした。
北京に新築された日本大使館は、現在「床面積が規定を上回っている」として使用許可が出ず、完成から半年以上も放置されたままになっています。
外務省関係者によりますと、中国側は、大使館の使用を許す条件の一つとして、名古屋の総領事館の名城住宅跡地(北区)への移転を認めるよう要求、日本側が、これを事実上受け入れていたことが明らかになりました。
 (名古屋市・河村市長):「知らない。そんなことだったら、とんでもない。本当だったら国の大失敗だ。」この約束に、名古屋市の河村市長は、寝耳に水と驚きを隠せません。
計画をめぐっては、右翼団体の街宣活動などを心配する近隣住民が、移転反対の運動を起こしていました。
 (名城住宅跡地売却に反対する会代表):「もし決まったら、私たちは東京まで行って政府・外務省に抗議したい。とんでもないことです。」
今回、明らかになった日中間の約束、外務省の対応は議論を呼びそうです。(31日19:12)

http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=00031AAE

そもそも、北京の日本大使館で、そんな問題が起こっていた事自体を知らなかったわ。
立派な外交問題なのに、なんでロクに報道されておらず、こう言うニュースで知る羽目になるとか、おかしいだろ…。
床面積が問題なら、建物を削るなり、実質的ODAの削減を盾に交渉すればいいのに、つくづく害務省のチャイナスクール連中は、売国行為しかしねぇ。

在中国の日本大使館が近く新しい庁舎に移転することが決まった。新庁舎は昨年夏に完成したが、中国側が「違法建築」として引っ越しに同意しない状況が続いていた。日本政府内には、新潟や名古屋の中国総領事館の移転が住民の反対などで進んでいないことへの「意趣返しでは」との見方も出ていた。
日本側の再三の働きかけを経て、中国外務省がこのほど、引っ越しに同意すると通知してきたという。今年、日中両国は国交正常化40周年を迎え、2月から記念行事が相次ぐ見通し。中国側が双方の国民感情を刺激しないよう問題の収束を図った可能性がある。
新庁舎建設は現庁舎の老朽化によるもの。北京市中心部にある現大使館から北東に5キロ余り離れた大使公邸の隣に地上6階地下1階、延べ床面積約1万6千平方メートル、総工費87億円を投じて2006年に着工、昨年7月に完成した。
日本側の説明によると、設計では吹き抜けだった場所を廊下に切り替えるなどしたため、当初、中国当局に提出した申請書の内容と比べ、延べ床面積が大幅に増えていた、という。(北京=林望

http://www.asahi.com/international/update/0131/TKY201201310528.html

流石、アカヒ新聞、中国側が「譲歩」したと報道して、密約疑惑は完全スルーとか。
日経は

中国政府は名古屋や新潟などの中国総領事館の移転を検討しているが、地元の反対で計画は進んでいない。中国側はこれらの計画を円滑に進める取引材料に、今回の北京の日本大使館の移転を利用したかったのではないかとの指摘もある。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE1E3E2E7978DE1E3E2E3E0E2E3E09494E3E2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

と指摘しているのに。
ただ、他の新聞も、害務省官僚の発表を右から左に流しているらしく、指摘しているニュースの方が少ない。
つくづく、日本の新聞社って価値がねーな。