「介入、７５円６３銭で指示」 安住財務相が衆院予算委で明かす - MSN産経ニュース

安住淳財務相は１０日午前の衆院予算委員会で、昨年１０月末に実施した円売り介入について、１ドル＝７５円６３銭で介入を指示し、７８円２０銭でやめたことを明らかにした。介入時のレートを具体的に説明するのは異例だ。
安住氏は「日本経済に危機的な状況が及ぶということで（７５円６３銭の水準で）指示をした。年末までを見ると７７−７８円台で推移しているので、一定の効果はあった」と説明。
その上で、「（国際社会に対し）日本の立場をしっかり説明し、協調介入してもらう努力をしなくてはいけないが、すぐにそうならない場合、私の判断で必要ならば断固たる措置をとる」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120210/fnc12021012330010-n1.htm

アホだ…。
とことんアホだ…。
徹底的にアホだ…。
これで、次の円高の介入・撤退ラインが「明確」になったから、禿タカはしっかりと狙ってくる。
どう考えても、ギリシャ不安で今月末にも円が爆上げしかねないこの状況で、過去実績とは言え、たった半年前の介入ラインを公開とか、馬鹿なの、死ぬの？
もうね、こいつら「外患誘致」で「死刑」にすべきだろ、今すぐ。
隠すべき情報(介入ライン)を隠さず、公開すべき情報(原発事故・尖閣問題・大使館問題)は隠す。つくづく、こいつらを要職に点けている事自体が、日本国民に対する裏切りだと思う。
冗談抜きで、日本がワロス曲線を描く日が来るとはなぁ…。
追記：介入指示水準への言及でない＝財務相発言を否定 （時事通信） - Yahoo!ニュース

安住淳財務相が昨秋に大規模な円売り・ドル買い為替介入を実施した際の相場水準を明言したことについて、財務省幹部は10日、「介入を指示した相場への言及ではなかった」と釈明した。
財務相は同日午前の衆院予算委員会で、政府・日銀が10月31日に開始した介入に関し、「（1ドル＝）75円63銭の時点で介入を指示した。78円20銭のところでやめた」と説明。財務相が具体的な介入水準という「手の内」を明かしたとして、波紋を広げた。
しかし財務省幹部によると、財務相はその後、発言意図が誤解されたと事実関係を否定。委員会で語った相場は介入指示の水準ではなく、質問者の西村康稔氏（自民）が用意したパネルに書かれていた介入前後の円・ドル相場終値を読み上げたものだったと説明しているという。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000095-jij-pol

容疑者は、などと意味不明な発言を繰り返しており…。
アホすぎて、自分が何を言っているのかも理解できてないんだろうな。
それが「介入指示の水準」以外の何だと言うんだ？
仮に発言が事実でも、指示値はそっからプラマイ１０銭もずれないだろうよ。
この問題の深刻さは、「数字が大きく報道された」という点にある。
今回発表された数字は、かなり強い数字として市場に影響を与える事になり、無策*1のまま介入すれば、前回のステルス介入よりもっと効果なく、ハゲタカにエサをくれてやるだけに終わる。

*1:当然だが、介入水準は今回と変える程度は策とは言わない