gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

ネット終了のお知らせ。IP直打ちもブロッキングの方向へ。言論の自由は永久に奪われる模様。児童ポルノ販売:IPアドレスでもブロッキングへ。

インターネットサイトで児童ポルノを販売し警視庁に逮捕された男らが、「IPじか打ち」と呼ばれる手法でサイトへの接続を遮断するブロッキングをすり抜けていた問題で、大手プロバイダーなどで組織する「インターネットコンテンツセーフティ協会」(ICSA)は3日、従来のサイトを示すための表記「URL」だけでなく、パソコンなどに割り当てられた識別番号の「IPアドレス」でもブロッキングできる対策に乗り出すことを明らかにした。
ICSAは11年11月現在、違法サイトとして170のURLなどをブロッキング対象としているが、今回の事件を受け、来春までに準備を整え、IPアドレス情報も各プロバイダーに提供する。
ICSAによると、ブロッキングを実施する国内のプロバイダーの大半は、費用や接続設備への負荷がかかることからURLを基にサイトを認識する「DNS方式」を採用。URLとIPアドレスを併用してブロッキングできる「ハイブリッド方式」については、複数のプロバイダーが総務省と連携して実証実験を進めている。
インターネットサイトで児童ポルノを販売し警視庁に逮捕された男らが、「IPじか打ち」と呼ばれる手法でサイトへの接続を遮断するブロッキングをすり抜けていた問題で、大手プロバイダーなどで組織する「インターネットコンテンツセーフティ協会」(ICSA)は3日、従来のサイトを示すための表記「URL」だけでなく、パソコンなどに割り当てられた識別番号の「IPアドレス」でもブロッキングできる対策に乗り出すことを明らかにした。
ICSAは11年11月現在、違法サイトとして170のURLなどをブロッキング対象としているが、今回の事件を受け、来春までに準備を整え、IPアドレス情報も各プロバイダーに提供する。
ICSAによると、ブロッキングを実施する国内のプロバイダーの大半は、費用や接続設備への負荷がかかることからURLを基にサイトを認識する「DNS方式」を採用。URLとIPアドレスを併用してブロッキングできる「ハイブリッド方式」については、複数のプロバイダーが総務省と連携して実証実験を進めている。

http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040111000c.html

三次元の子供に欲情する変態はきちんと取り締まって欲しいが、児童ポルノだけをきちんとブロックしているなら問題は無いのだけれど、「インターネットコンテンツセーフティ協会」とやらが、これで事実上無制限の「インターネット検閲」能力を獲得してしまう点は、以前も指摘した気がするけど問題だろう。
ナニが問題って「独自に検討を施した上で作成」されるブロッキングリストが非公開(関連企業に有償で配布)になっているところ。
きちんとブロッキングしているなら、リストを公開しても問題無い筈なんだけど、「IP直打ち」なんて大穴が開いていれば、まあ非公開にするしか無いわな。
しかし、ブロッキングが妥当か否かを、外部が検証できない状態で、こうした重要な権利侵害が大手を振ってまかり通るのは、ヤバイと危機感を覚えないのは、平和ボケが過ぎると思う。
そういやカスラックのサーバ検閲プログラムも同様の問題を抱えてるね。