中国 空母で艦載機の離着艦訓練 NHKニュース

中国海軍に初めて配備された空母で艦載機の離着艦訓練が行われ、沖縄県の尖閣諸島や南シナ海の島々を巡り対立が続くなか、中国軍の展開能力の向上につながる動きとして、周辺国で一段と警戒が強まりそうです。
国営の中国中央テレビは、中国初の空母「遼寧」で艦載機による離着艦訓練が行われ、成功したと伝えました。この空母は中国がウクライナから購入し、試験航行や改修を行ったあと、ことし９月正式に配備されました。
今回の離着艦訓練には、中国がロシアの戦闘機を参考に開発したとされる「殲（せん）１５」と呼ばれる戦闘機が参加し、戦闘機がワイヤーを使って空母の甲板上に着艦する様子などが伝えられました。中国中央テレビは「空母と戦闘機の性能は良好だ」と伝えています。
この空母について、中国国防省は訓練用と説明しており、軍事の専門家は、高い技術が要求される離着艦訓練などを重ね、将来の国産空母の開発、運用に向けたノウハウを得るのが目的ではないかと指摘しています。
一方で、沖縄県の尖閣諸島や南シナ海の島々を巡って、日本や東南アジア諸国との間で対立が続くなか、中国軍の展開能力の向上につながる動きとして、周辺国で一段と警戒が強まりそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121125/k10013733351000.html

中国の国営放送が伝えたとなると、こりゃ公式に中国が認めた訳で、確定か。
本当に予想よりかなり早い。
１２年に離着艦訓練成功となると、個人的に中国の空母が最低限の性能を獲得するのが２０１５年頃だと考えていたので、予想より３年も早い。
全体的にスケジュールが前倒しされれば、２２年頃には中国の機動艦隊戦力化の目が出てくる。
となると、日本の防衛力強化は全く間に合わない危険性が高くなってきたなぁ…。
追記：
動画も来てるわ

着艦と、空荷での離陸がきちんと動画になってる。
Ｓｕ３３のコピーがここまで順調と言うのも怖い話だ…。