gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

56歳小学校教師、1〜3年生のほぼ全員に性的暴行=小学校校長、6年生4人をホテルに連れ込む―中国 : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

■56歳小学校教師、小学1〜3年生の女子生徒ほぼ全員に性的暴行
小学校教師が勤務校の女子児童20人に性的暴行を加えていたという事件が発覚した。

河南省ケダモノ小学校教師、長年にわたり多くの幼女に性的暴行を加えた容疑
VOA、2013年5月26日
香港電。報道によると、 河南南陽市桐柏県黄崗鎮の希望小学校に勤める56歳の小学校教師が、長年にわたり幼女に性的暴行を加えた容疑で刑事拘留を受けている。警察は現在、被害者児童の数について確認を進めている。
報道によると、同校の1〜3年生、計21人の女子児童のうち、20人がわいせつ行為の被害を受けた。被害者児童は最年少で7歳、最年長で13歳。
5月24日、女子児童16人の保護者たちは病院で医療鑑定を受けた。うち9人の児童で処女膜破裂が確認されたほか、その他の子どもたちもなんらかの被害を受けていたことが明らかとなった。
報道によると、容疑者は「親に告げ口したら、手を削り落としてやる」と子どもたちを脅していたという。容疑者の性的暴行は長年続いたもので、すでに卒業したり、結婚した被害者もいるという。
この事件は海南省万寧市の「小学校校長と公務員が小学6年生女子児童6人とホテルに泊まる」事件に続く悪性の少女暴行事件で、社会に大きな衝撃を与えるものとなった。

ただし新京報の報道によると、家族はぬれぎぬだと主張しているほか、地元警察に電話取材したところ刑事拘留はしていないとの回答が得られたという。そも保護者たちが集まって一斉に医療鑑定を受けさせたというのがちょっと不自然な動き。まだ表には出ていない別の話がありそうだ。
そう勘ぐってしまうのは上記VOA記事末尾であげられている万寧市の事件が劇的な展開をたどったからだ。
■小学校校長と公務員が小学6年生女子児童6人とホテルに泊まる
記事末尾に書かれている海南省万寧市の事件だが、おそらく中国においては2013年5月、もっとも注目を集めた事件ではないか。
5月8日、海南省の小学生6人が行方不明に。慌てた保護者が警察に通報したところ、うち4人がある学校の校長と一緒にホテルにチェックイン、残る2人はある公務員と一緒にホテルにチェックインしていたことが判明。当初は子どもたちが薬を飲まされたのか朦朧としていた、病院の鑑定で性的暴行を受けたことが分かったなどと報じられ、注目を集めた。
しかし光明網記者が小学生の1人から話を聞いたインタビュー記事で事件の様相は一転する。

・実は8日の昼間、小学生グループでバーに集まり誕生会を開いていたところ、一人が親とばったりでくわし怒られる。
・「こうなったら家出だ」「つきあうわ」という話になり、校長に電話。
・その校長、小学生の1人が前にいた学校の先生。怒られるために呼び出されたところ、「君かわいいね。今度電話してよ。遊ぼうよ」とくどかれていたという。なおその小学生は中学受験に失敗。受験をやり直すため今の学校に転校し、2回目の6年生をやるという小学浪人だった。
・校長は忙しいので海口市まで連れて行ってくれなかった。代わりに夜、カラオケで遊ぶことに。
・ノリノリで踊りまくる校長。
・「もう帰れないし、とりあえずホテル止まるべ」と小学生4人をホテルに連れ込んだ校長。
・残る2人は謎の公務員を呼び出し、その人物と一緒にホテルへ。2人のうち1人はその公務員の愛人だった。
・ホテルに入るなり「やらせろ」とお願いしまくる校長。抵抗する小学生を前に「よっしゃ。枕の下に5000元(約8万円)置いとくからその気になったら声かけてな。普通に処女の人を買っても3000元(約4万8000円)ぐらいだから良い条件よ」と謎の勧誘。
・それでもエッチはしなかったとインタビューを受けた小学生。
・翌9日、バスで海口市までいった小学生4人。ホテルに泊まったが親にみつかる。
・10日公務員と止まった2人も親に保護される。

■田舎の学校の荒廃
南陽市の事件はまだ詳細がわからないのだが、万寧市の事件は「かわいそうな小学生と極悪校長&官僚」という構図で燃え上がったネット民に水をぶっかける急展開となった。もちろん、強制ではなくても小学生を連れ出して売春するよう要求するというのは許されることではない。
しかし、「いたいげな小学生」という図式が破壊されて、「そんなん関係ない、校長叩け」「普通の小学生じゃないよね」「光明網のインタビュー記事はプライバシー侵害ではないか云々」とネット世論が方向を見失って迷いまくるという、珍しい展開となった。
今回の事件を一般化するとしたら、「田舎の学校の荒廃」であろうか。農村でも大学進学を目指して猛勉強をしている人も少なくないが、一方では身分上昇ルートをあきらめる人の数も少なくない。
中国の田舎での、子どもに関連する犯罪事件を読む時、必須のワードとなるのが「輟学」(中途退学)だ。例えば記事「少女が少女を売り飛ばす、負の連鎖の少女売春=後ろ盾は警察官―中国」は「輟学」した女子中学生が警官を後ろ盾に少女売春組織を作っていた話。また記事「「お金を稼いで母さんを楽にしたかった」17歳の「地上げ屋」が告白―中国」は「輟学」した少年が地上げ屋メンバーに加わっていた話である。

http://kinbricksnow.com/archives/51858661.html

なんというか、中国人らしい…としか。
「いたいけ」だろうと、「すれっからし」だろうと、善悪理非に対する判断能力や、欲望に対する耐性が著しく低い「小学生」相手に、金や権力、暴力を使って欲望を発散する「大人」は、無条件に「断種」で良いと思うのだが。
なんで「水をぶっかける急展開」になるのか意味が判らん。
それとも、中国の大人達は小学生の頃から理性的で、善悪理非をわきまえた聖人君子だったとでも言いたいのだろうか?
中国人と言う時点で、チベットウイグルを例に挙げるまでも無い、現在進行形で最悪の虐殺者にして略奪者だというのに。笑わせてくれるわ。