gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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韓国陸軍、11万人削減へ…穴埋めは先端武器の導入

朴槿恵(パク・クネ)政権の国防改革の方向性が6日、明らかになった。シム・ヨンシク国防部国防運営改革推進室長は「韓米同盟の発展と南北軍事関係の変化推移など国内外的な安保情勢と国防環境の変化を反映した」と説明した。
朴大統領がこの日裁可した「国防改革基本計画2014〜2030」で最も目につく部分は兵力縮小だ。人口減少によって2018年から5年間、陸軍の兵力を11万1000人減らす。海軍(4万1000人、海兵隊2万9000人を含む)と空軍(6万5000人)の兵力はそのままだ。この結果、現在63万3000人の兵力が2022年には52万2000人になる。
陸軍戦力の空白についてシム室長は「先端武器の導入と熟練した副士官の増員によって解決できる」と話した。現在11万6000人である副士官を2025年までに15万2000人から3万6000人に増やすという話だ。また先端化した監視・偵察装備や指揮統制体系などを導入して所要人材を最小化することにした。
部隊構造も改編される。現在の1・3軍野戦軍司令部を1つにした「地上作戦司令部」が作られる。合同参謀議長の作戦指揮を受けて軍団を指揮することになる。こうなれば現在8人の隊長のうち1人が減る。ただし2015年末に予定された戦時作戦統制権返還の延期が議論されており、結果によっては創設時期は調整される予定だ。
海軍は兵力規模を維持しながらも潜水艦司令部や特殊戦線隊、起動戦団を創設して未来戦に備える。上陸機動ヘリコプターを導入する海兵隊にも航空団を創設する。空軍もやはり戦術航空統制団(ASOC)・航空情報団・衛星監視統制隊を創設して、陸軍を支援し情報獲得能力を高めることにした。
野戦軍司令部の解体に備えて、軍団に作戦遂行の中心軸を移すことも今回の計画の核心だ。現在は軍団長が戦闘機やヘリコプター支援が必要な場合、野戦軍司令官の裁可を得て空軍やヘリコプター運営部隊に要請しなければならない。しかし作戦遂行体系が変われば、軍団長が必要な戦力を自身の判断で使うことができる。多目的実用衛星と中・高度の無人偵察機、韓国型機動ヘリコプターなど先端戦力を備えるという計画だ。こうなると現在30×60キロメートルの作戦範囲が60×120キロメートルに4倍ほど拡大する。軍団の数は8から6に減るが、作戦地域が広くなって力が強化されるということだ。
兵力は11万人余り減るが、先端武器体系を通じて効率的で多様な作戦を展開できるというのが軍当局の説明だ。だが先端武器導入のためには莫大な予算が必要だ。毎年7.2%前後の予算が増額されなければならない。最近の国防費増加率は4%前後だ。国防部は、北朝鮮の局地挑発時に断固として報復するという積極的な抑制概念を、平時にも北朝鮮の威嚇がある場合には先制的に対応するという「能動的抑制概念」に修正した。

http://japanese.joins.com/article/661/182661.html

戦時統帥権の返還も間近で、権力移譲に失敗した北朝鮮は、軍事的な成功で権力基盤の安定を狙い、軍事的挑発を続けている、この状況で、兵力縮小?
しかも、空軍はともかく、不要・不急・金食い虫の海軍が据え置きで、陸軍だけ2割近い削減になる。
北朝鮮150万兵力を受け止めるべき、韓国の「盾」を一気に2割も削るのだ。
ここ20年近く軍縮を続けてきた日本ですら、防衛費を微増させ、兵力の再編成こそしているものの、総数での削減はしていない。
そもそも、先端武器の導入と言うが、韓国の先端武器K9(笑)は、先の延坪島砲撃事件で「北朝鮮の旧式兵器以下」という現実が露呈したばかり。
また、韓国が「先進歩兵システム」の目玉として、アメリカのOICWをコピーして配備したK11複合型小銃も、重すぎて本体だけで6kgオーバー(普通の自動小銃は3.5kg程度)の上に、本体の不良率が5割近くあり、20mmグレネード弾が高額で弾薬費が高騰するだけでなく、精密機器でもあるのだが、韓国製の弾は不良率が高くて使い物になら無い、トドメは電波干渉による誤作動で全数リコール。
加えて、現在支給されているヘルメットの76%が北朝鮮の小銃弾を防げ無いという。
更に言えば、韓国陸軍でつい最近、南スーダンに派遣されていた部隊280名に対して防弾チョッキは僅か100着しか配備されておらず、しかも旧式で現地武装ゲリラが使う銃弾に対して、効果がないシロモノだったという事実が判明したばかり。
その後の弾薬を巡るゴタゴタと、弾薬ですら現地に届けるのに数週間かかる兵站の悪さが露呈した。
…国外派遣される部隊って、普通は国威を示す為にも、能力も装備も優れた部隊を派遣するのが当然なのだから、韓国軍全体の水準が、それよりマシである可能性は低い…。
熟練した副士官と言うが、韓国軍の主力は徴兵した徴募兵であり、熟練する前に市井戻っていく。
韓国軍では、金の掛かる志願兵は少なく、格安で使える徴募兵が主力なのだ。
むしろ志願兵を大増員して、質的に劣る韓国軍を増強するくらいの措置が必要だろ…。
閑話休題(それはさておき)
南スーダンで思い出したけど、延長が無ければ日本の自衛隊は2014年7月で活動終了。10月末までに撤収となる。
…というか、さっさと撤収させたげて。