プーチン氏、経済悪化「原因の3割は欧米のせい」

通貨ルーブルの暴落など経済状況が悪化するなか、注目された年一度の恒例の会見で、プーチン大統領は「最長で2年は続く可能性がある」という見通しを示しました。しかし、経済悪化の原因の約3割は欧米諸国の経済制裁の影響だと批判しました。こうしたなか、ロシア国内ではルーブル安の長期化を見据えた動きが広がっています。
工場の営業副部長・チェリェムイキン氏：「ここ2日間は一日あたり20回も問い合わせの電話が来ている」
ロシアではルーブルが続落し、1ドル＝100ルーブル以上になった場合に備え、銀行や両替所から新しい掲示板の注文が殺到しているということです。プーチン大統領は18日の記者会見で、経済が悪化した原因の25％から30％は欧米による経済制裁の影響だと指摘したうえで、「西側は、自分たちは帝国で、残りは属国だという立場だ」と欧米を批判しました。こうしたなか、アメリカのオバマ大統領は、ロシアへの経済制裁をさらに強化する法案に署名しました。ただ、現時点で実施する考えはないとも表明していて、ロシアが歩み寄りを見せるかどうか見極める考えです。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000041053.html

３割ってのは、プライドと現実の狭間で出てきた数字でしかなく、実際には９９％欧米のせいってのが現実だと思われ。
ただ、ウクライナ問題に関する欧米のやり口は当事者以外から見れば、限りなくグレーに近い直接砲火を交えない間接侵略行為であり、かつての旧日本が戦争へと追い込まれたのと同じ、飲めない条件を突き付けて、経済圧力を掛けると言うヤリクチと大差ない。
当時と違うのは、アメリカとロシアは共に地球上全てを１００ぺん焼き払ってもおつりがくるだけの核兵器を保有していると言う点。
数発か、多くても２ケタ前半の核兵器しか持たない北朝鮮相手ですら慎重に、追い詰めすぎないように温い追及しかしてこなかったアメリカが、その数百倍の核兵器を保有するロシア相手に、どうしてこんなに強硬な態度に出られるのか、不思議でしょうが無いのだが。
…もしかして、ロシアの元超大国という矜持を、過大に信頼しているのだろうか。
ロシアなんて、一皮むけば、中国や北朝鮮と大差ない蛮国よ？