gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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南シナ海 フィリピン大統領「中国に宣戦布告する選択肢はない」 直接対話の意向 : 大艦巨砲主義!

2016年8月19日、京華時報によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は17日、南シナ海問題について「中国政府関係者と直接会って静かに話し合いたい」と述べ、9月初めにラオスで開かれる東南アジア諸国連合ASEAN)首脳会議では触れない意向を示した。
17日夜、マニラの空港でメディアの質問に答えた。ドゥテルテ大統領は「彼らとけんかになって主権を主張すれば、どこも大騒ぎになるからだ。向こうが話し合いにさえ応じなくなる恐れがある」と語った。
さらに、南シナ海問題をめぐって「中国に宣戦布告する選択肢はない」と明言。「自分はそれほど馬鹿ではない。戦争は今の政策の選択肢にない」と話した。対中関係について「良好な状態を保つことが、直接対話の環境を整えるだろう」と話した。
フィリピンは最近、ラモス元大統領を特使として香港に派遣。中国との関係改善に向けた対話の糸口を模索している。(翻訳・編集/大宮)

http://www.recordchina.co.jp/a148126.html

選挙中は、南沙諸島問題にも強硬な発言をしていたが、当選後は一転して中国との経済的な協力関係を優先して発言を控えるなどしていたし、前政権の置き土産である仲裁裁判の勝利ですら、ドゥテルテ大統領自身は公的な発言を控え、発言は全て外務大臣に言わせるなどしていたから、掌返しは来るだろうって判ってた。
何より、ドゥテルテ大統領共産党員で、華人の家系である。
長い時間をかけて、中国の浸透工作が実を結んだという話であり、日本が一時期、民主党という旧社会党を母体とする中国の息が掛かった連中に政治を握られていたのと同じか…より酷いレベルの話でしかない。
そもそもの話、フィリピンは島国の癖に、殆ど海軍力と空軍を持たず、海上戦力の大部分をアメリカに依存している。
にも拘らず、中国の工作で反米を拗らして在比米軍を追い出したからこその現在であり、今もなお、まともな海軍と空軍を持たない。
アキノ大統領時代に、空軍は韓国からT50を買ったばかり、海軍は日本から巡視船を供与されたばかりと言う体たらくで、そもそも中国に本気を出されたら、何も出来ずに滅びるしかない国でもある。
真面目な話、ASEANでフラフラと中国にすり寄ったりもしていたし、米中を天秤に掛けてる点においては、元々韓国レベルにアレな国民でもあるんだよね。
…アジアには先進国で民主主義な国は日本しかなくて、貧乏民主国家は、簡単に金で共産主義や独裁に流れてしまうから、頼りにならないのが辛すぎる。