gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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USAF: A-10攻撃機の退役計画の撤廃を決定 - BusinessNewsline

機体の老朽化により近く全機の退役が行われることが計画されていたA-10攻撃機について、U. S. Air Forceが退役計画を廃案にしたことが明らかとなった。
航空業界専門誌のAviation Weekの記事がUSAF制服組トップの発言として伝えたものとなる。
当初の予定では、A-10は現在、開発が進められているF-35に順次置き換えが進められることとなっていたが、この方針に関しては、安価で信頼性の高いA-10の存続を望む声が議会関係者を中心に持ち上がっていた。
USAFでは議会側の要望を組む形で、今年に入ってからは、A-10F-35の戦闘攻撃能力を比較する実戦演習を実施することで、ほんとうにA-10の後継機としてF-35を導入することがふさわしいのか再検討作業を行っていた。
この実戦演習の結果の詳細については明らかにはされていないが、USAFでは、A-10を「無期限に飛ばし続ける(Indefinitely)」と述べたとAviation Weekは報じており、A-10の退役計画はこれにより完全に廃案となった模様となる。

http://business.newsln.jp/news/201610260831540000.html

アメリカの場合、仮想敵がほぼ同等のハイテク戦力を持つ中露から、70年以上前の古代兵器が平然と現役で使われている中東やアジアの軍事国家と幅広いから、中露相手ならA10なんてあっという間に撃墜されてしまう標的機みたいなモンだが、中東やアジアの軍事国家相手なら、無双出来てしまう。
そして、運用コストはF35の数分の一と言うコスパなのだから、極端な意味でのハイローミックスをせざるを得なくなってる。
中国とかロシアとかみたいに、最大にして唯一の宿敵がアメリカで、それ以外なら相手にならないぜ、みたいな国と違って、アメリカが世界の警察をやってきた宿命でもある。