メルカリ「現金販売」で問題視される「クレカの現金化」手法、法的問題は？ - 弁護士ドットコム

フリマアプリ「メルカリ」で、「諭吉10枚セット」などの現金が売られていることが話題となっている。現金30万円は40万円で、ある「諭吉10枚セット」は、13万5000円の価格がついていた。
ネット上では「かなり斬新な買い物」などと驚きの声が寄せられているが、「これって法的な問題はないの？」といった投稿も寄せられている。運営会社は、マネーロンダリングの一種として、取り締まりを開始した。
(中略)
摘発されたのはクレジットカード現金化の業者であり、クレジットカード現金化の利用者は摘発を受けたことはありませんし、これからも摘発されることは少ないと考えられます。
(中略)
クレジットカード現金化が違法化の方向に向かっているのは間違いありませんので、クレジットカード現金化が規制される法律ができるなど、今後は、クレジットカード現金化自体が違法となる可能性もあります。法規制の動向には注意が必要です」

https://www.bengo4.com/internet/n_6002/

ネタかと思ったら、ガチのマネロンというか、クレカのショッピング枠の現金化であり、限りなく真っ黒だった罠。
こんな事をするのは、まともな金融業者からは金を借りる事が出来なくなった多重債務者な訳で、更に言うなら、破綻前提で借りまくるような状況でもなければ、利率３割５分以上で落札するような事はあるまい。
出品する側もグルだろうし…。
なんというか、ヤフオク黎明期の闇市状態より酷いな、マジで。
これは出品者の方が優先的に取り締まられるべきだし、出品者は個人情報を「出品者と落札者間」では共有していなくても、メルカリ運営にはバレバレなのだから、きちんと法的手続きを経れば、そうした情報を警察が得る事は、難しくない。
普通に考えて、現金を価値以上で取引する事自体が、ありえないのだから、一律規制したとしても影響を受けるのは、エラーコイン販売業者位だと思うわ。*1

*1:古銭は現金価値が無くて問題ないし、旧貨幣は流通量が限られているから、マネロンが大規模になり得ないので、コインコレクターへの影響は極小と思われる