gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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宇宙開発は、いまや第二のインターネットバブル状態。超小型衛星開発がアツい|ギズモード・ジャパン

(前略)
今は宇宙開発が非常に活発化。特に「超小型衛星」というジャンルがアツいことをご存知でしょうか。
(中略)
インタビューに応えているのは、「キューブサット」や「ほどよしプロジェクト」など、約20年前から日本の超小型衛星開発をリードしてきた、東京大学大学院の中須賀真一教授です。
(中略)
超小型衛星の定義ですが、重さが1〜100kgの衛星を指すそう。我々がよく知る気象衛星などは数トンですから、たしかに超小型です。
もちろん重さだけではなく、開発費用もリーズナブル。大型衛星が300〜400億円、小型衛星でも100億円程度かかるのに対し超小型衛星は約3億円だそうで、中須賀教授が手がけたキューブサット1号機は人件費抜きで何と250万円とのこと。さらには、開発期間も半分程度ですむのだそうです。
(中略)
宇宙開発はプレーヤーが激変。政府や大企業といった限られた人たちだけではなく、ベンチャー企業や大学なども参入できるようになりました。
(後略)

http://www.gizmodo.jp/2017/06/miniaturized-satellite-mugendai.html

Euroconsultという宇宙コンサルタントの予想では、2007年から2016年までの9年間で、500kg以下の小型衛星は890機、64トン程が打ち上げられたが、2017年から2026年までの9年間に打ち上げが予想される小型衛星は、6200機、1036トンにも及ぶとされている。
まあ、コンサルの予想なんて、ある程度はフカしなので、話半分としても、こないだ量子通信実験に成功したSOCRATESのような標準バスを利用して、比較的安価に、そして1年以上の継続した運用が可能になると、会社単位で、自社専用衛星回線を保持すると言った事も可能になるかも。
ちなみに、SOCRATES自体は設計寿命を越える2年3か月の長期運用に成功した実績もある。