Amazonが家の「中に」配送できる宅内サービス「Amazon Key」発表、今後はハウスクリーニングなどの事業者との連携も - THE BRIDGE（ザ・ブリッジ）

Amazonが宅配の新展開を発表した。Amazon Keyと呼ばれるこのサービスにより、Amazon Primeの加入者であれば誰でも玄関マットの下にキーを残すことなく、ゲストや訪問者に対してリモートアクセスを与えることで、不在時の宅「内」配送を依頼することができる。
このサービスはAmazonの新製品「Amazon Cloud Cam」という、120ドルの家庭用セキュリティカメラと連携して機能する。さらに宅配業者などの第三者に完全な宅内アクセスを可能にするには、Amazon Key In-Home Kitを250ドルで追加購入する必要がある。このキットにはYaleやKwiksetなどの企業が提供するスマートロックなどもラインナップされている。
Amazon Keyは11月8日から米国全土の37都市で発売され、「時間の経過とともに」より多くの街で利用可能になる。
(後略)

http://thebridge.jp/2017/10/amazon-launches-in-home-delivery-service-called-amazon-key

大胆な発想だけど…カメラだけでは防犯機能は無い訳で、宅配業者から開錠権を手に入れた強盗が侵入してきたら、セキュリティカメラ越しに家財を盗まれる状況を見せつけられる訳か…胸が熱くなるな。
調べてみると、「Amazon Cloud Cam」は直近２４時間の動画を保存する機能があるらしいので、強盗だと判明した時点でアプリを切って警察に電話しても、大丈夫っぽい。
ただし、無料のプランだと、ダウンロードできないから、警察に動画を提出できない…。(しかも翌日に消える)「Amazon Key In-Home Kit」は、上記のカメラとセットになってる模様。
そこに、自動開錠の流れが説明されていた。(下記は自動翻訳)

お届け日にはどうなりますか？
納品日には、午前中に配達ドライバが自宅に到着するまでの4時間の納品期間の通知を受け取ります。
運転手があなたのドアに到着する直前に、「到着通知」を受け取り、必要に応じてライブで起こっている配達を見ることができます。
ドライバーはまずノックして、Amazonのハンドヘルドスキャナーでドアのロックを解除するように要求します。
Amazonはパッケージが住所に属していることを確認し、ドライバーはドアの近くにあり、Amazon Cloud Camをオンにしてドアを開ける。
特別なコードやキーはドライバに与えられません。
ドライバーはあなたのドアの中にパッケージを置き、ドアを再ロックするように要求します。
配送が完了してドアが再ロックされると、最終的な通知が届き、配送のビデオクリップを見ることができます。

https://www.amazon.com/Amazon-Key-Home-Kit-compatible/dp/B00KCYQGXE

と言う流れらしい。
宅配業者はAmazonに監視されているも同然だから、悪用は難しい。
しかし…例えば、確実に家人が居なくなった事を確認した後、強盗が偽アカウントで指定住所に対して、お急ぎ便で適当な商品を配送させ、のこのこ宅配業者がやって来て、ドアを開けたところで宅配業者を襲撃して家の中に侵入するっていう荒業は使えそうな気がする。
…それをするぐらいなら、窓を破壊した方が圧倒的に楽で見つかり辛いと思うけど。