gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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キャンピングカーをお手軽に 軽トラ改装、注文殺到:朝日新聞デジタル

真面目な話、もっと簡単にドッキングとパージが出来、自宅での保管時も中を利用できる「移動可能な簡易シェルター」として使えるなら、キャンパー以外にも需要はあると思う。
ただ、カタログがイチイチ請求しないと貰えなかったり、HPの情報も限定的で、ブログの方から色々と拾わないといけないのが面倒。
と言う訳で、色々と調べてみた。
まず、軽トラの法的な制限(最大350kg)により、トラベルハウスは280kgの重さに設定されているらしい。
…つまり、後ろに人が乗った状態だと、過積載になるんじゃね?
と思ったら、まず4ナンバーなので、トラベルハウスに人を乗せた状態での移動はそもそもNGである。
更に、トラベルハウスは「荷物である」という理由で、溶接などの固定を免れているので、やっぱり人を載せての移動はNGなのだという。
逆に言うなら、停止状態なら350kgの制限とかも関係ない訳で、故にキャンピングカーとして利用できる訳である。
なるほどなー。
また、280kgという重さは、移動中に風で飛ばされない為の重さでもあり、低重心になるように設計されているらしい。
…つまり、荷台面とトラベルハウス下面がガッチリ結合できれば、こんなに重くなくていいんじゃねーの?
その辺り、改良点になりそうなんだけど。
次に疑問に思ったのが、「軽トラと言っても荷台にはかなり種類があるのに、組み合わせの問題は無いのか?」という点。
調べてみると、やはりこれまた法的な制限(タイヤ接地面から250cm未満)という理由から、車種に応じてトラベルハウスの高さを調整する必要があり、1台1台注文制作しているとのこと(!)
つまり、組み合わせの問題は、いちいち車種ごとに新規設計しているようなものだから、そこで吸収する訳である。*1
…うわ、効率悪すぎ…。
規格コンテナのように、トラベルハウスを一定サイズで大量生産できない訳だから、トラベルハウス自体の中古市場も生まれないし、シェルターとして規格化するのも難しい事になる。
規格化できるなら、金属フレームで作って、強度UPと製造工程の簡略化が出来るのに、全部ワンオフ…。
そりゃ、カタログなんて作れる訳無いわなぁ…。
面白そうな試みとアイディアだと思うけれど、やるなら車メーカーと組んで、もう少し効率的にやらないと、頭打ちは早そう。

*1:なのにお値段はイスとテーブルの仕様で3種あり、一律78から98万円…安いけど、どうなん?。追加のカスタマイズで儲けるのか?