gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

ようやくセンサーから血糖値データが取れた

現在左腕に装着している「FreeStyleリブレ Pro」のセンサーから、専用デバイスへとデータを転送してグラフを見るのだが、ちっさいディスプレイと大雑把なグラフからは数値がざっくりとしか読み取れず、不満だったので、色々と調べていたら、AndroidアプリからNFC経由でセンサーのデータを取得できる、という素晴らしい記事が見つかった。
参考:リブレのデータをスマホで取りこむ|大阪市天王寺区の寺田町こども診療所
こちらを参考に、Zenfon6 に Glimpというアプリを導入して、センサーにかざしたらさくっとデータが見れるようになった。
提供されている専用デバイスと違って、きちんと数値まで見れるので、最初に指定した「70-180 mg/dl」という範囲だけでなく、変動幅(MAGE)も計算できる。
ついでに、コレを調べているうちに見つけたのだが、FreeStyleリブレを使ったカウンセリングコースのお値段は、4万5千円。*1
関東IT健保は、先日行った館山一泊プラス、この健診コースを「無料」で受けさせてくれたのだから、マジ太っ腹。
閑話休題
専用デバイスに設定した「70-180 mg/dl」だが、所謂正常値範囲では無かったっポイ。
調べてみると、正常値は上が140。
これを越える血糖上昇を「血糖値スパイク」と呼ぶらしい。
では、180ってなんぞや、というと「200」以上の値が出ているのは「糖尿病型」に判定されるので、予備軍である「境界値型」の上限目安として設定されているものっぽい。
幸い、現時点で180越えしているのはほぼなく、200なんて当然行ってない。
140を超えているのも、現時点で14回。
これは、4/29の昼食から5/6の夕食まで6日半、20回食べている内の70%ではあるが、逆に言うと、30%は正常範囲内で抑えられている。
この時の食事内容を敷衍すれば良い訳である。
…なお、今日は2回140以上出ているのだが、1回目は3時のおやつでミニ大福をモリモリ食った後(153まで上昇)、2回目は焼肉をガッツリ食った後(156まで上昇)で、少な目にした朝食と昼食は140以下であった。
あー…やっぱり、おやつと食う量減らせって事かぁ…。
なお、一番高い時で、5/3 の 午前3時に記録した 190。
これ、5/2の夕飯から7時間半も経ってる上、睡眠中の急上昇だから、食事が由来の血糖値上昇とは思えないので、マジで原因不明なんだよね…。
もちろん、これ一回だけだし。
しかし、やっぱりデータは細かく見れる方が面白いな。
なお、更に余談。
「FreeStyleリブレ」は血糖値を測定している訳でなく、体液中のグルコース濃度を測定している。
この値は、血糖値と相関関係にあるため、グルコース濃度から血糖値を推定計算しているのである。
なので、正確な値を知るには補正が必要で、専用デバイススマホアプリのGlimpとでは、計算式も異なるので、センサーから得られたデータは同じでも、専用デバイススマホアプリのGlimpとでは、表示される血糖値の値が異なる、のだと言う。
とはいえ、血糖値の動き(トレンド)は判るので、治療の方針検討には役立つ、と言うお話らしい。
追加の余談。
「FreeStyleリブレ」と「FreeStyleリブレ Pro」とでは、何が違うと言うと、センサーが違うらしい。
主に、メモリが。
前者は8時間分しか記録が取れず、それ以下の頻度で専用デバイスにデータを吸い上げて記録する必要があるが、後者は15分間隔14日間全期間の記録をセンサー内に保持できるので、専用デバイスはあくまで患者が見る用。
センサーは必ず回収して、検査機関に引き渡さないと、この健診コースは無駄になってしまうらしい。なるほどなー…。
てか、たった15分間隔、1時間4回、24時間で96回、14日間で1344個のデータ保存なんて、1件当たり日時(8バイト)プラス不動小数点データ(2バイト)の計10バイトでしょ?
総計しても、たった14キロバイト程度な訳で、Iot機器向けのSoC内蔵メモリでも余裕で余りそうなんだけど…多分、医療機器だから簡単に最新の部材とかに変えられなくて、認可をとった頃のふっるーいチップとか使い続けているとか言うオチじゃねーの?とか邪推したりして。

*1:糖尿病患者の継続適用には保険が効くが、自分の様な生活改善者向けの場合は保険が効かない