gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

薬の効果は…738日目

体重:70.9kg
体脂肪率:22.5%
夕食は、鶏鍋うどん、おにぎり3つ、焼き鳥8本、和風ツナパスタ(400g)、薬一錠。
昨日の食事では足りなかったのか、えらく腹が鳴るので、食いすぎは承知で和風ツナパスタを追加で食べる。
…流石にお腹一杯。

asahi.com(朝日新聞社):新幹線が貨物列車と衝突しても…? 米の基準に日本困惑 - ビジネス・経済

新幹線が貨物列車と衝突しても乗員乗客が生存できること――。高速鉄道の安全基準づくりを進めている米国で、こんな案が検討されている。新幹線が基本的に専用の線路上を走る日本では想定されていない事故だけに、米国への新幹線輸出をめざすJR各社や鉄道メーカー、輸出を後押しする政府は困惑している。
国土交通省鉄道局によると、米連邦鉄道局が1月中旬までに、川崎重工業日本車両製造など世界の主要鉄道メーカー9社に対し、13項目にわたる安全基準案を示した。
その内容は、停車中の貨物列車に時速32キロで衝突しても、新幹線の乗員乗客が生存できる▽18トンの鉄製コイルを積んだトラックに衝突しても、新幹線の運転士が生存できる▽重さ6キロの鉄球が運転席に衝突しても、車内まで貫通しない、などだ。
各メーカーは、米側に対応可能か、回答を求められている。JR東海は車体の強化について、対応可能と回答した。だが、同社幹部は「本音では強化する必要はないと思う」と漏らす。
日本の新幹線は、衝突事故を想定しないぶん、車体が軽く、省エネ性能が高いうえレールへの負荷が少ない利点がある。米国輸出でもPRしている点だが、「米国の基準に沿えば車体は改造で重くなり、燃費も悪くなる」(国交省の担当者)。
国交省は、車体強化より信号システムの整備など、事故防止策に力を入れるよう、米側にアドバイスしているが、「日米で鉄道の思想が違い、認識の差は大きい」(同担当者)と苦戦している。
JR東海が輸出をめざす米フロリダ州高速鉄道計画は、早ければ2月にも入札へ向けた手続きが始まる見通し。車体から窓やいすまで、高い強度が求められる可能性が高く、日本企業の壁になっている。(信原一貴)

http://www.asahi.com/business/update/0207/NGY201102070038.html

アメリカ人って、馬鹿は半端なく馬鹿だと知っては居たが、本当に馬鹿のレベルが半端無いな。
時速200km以上でトラックと衝突したら、装甲列車だって中の人は死ぬよ。
時速200km以上で重さ6kgもの鉄球をぶつけられたら、どんな強化ガラスだって割れるよ。
墜落しても乗客が死なない旅客機を作れと言ってる様なもんだ。
そもそも、新幹線は「道路との交差なし」「高速鉄道以外の乗り入れなし」だし。
貨車なんて鈍足と高速鉄道を同じ線路で走らせるつもりだとしたら、日本は下手に手を出して賠償を食らうより、さっさと手を引いたほうが賢いと思う。
ただ、ここにアメリカ人と日本人の思考の差は現れていると感じる。
アメリカ人は「ぶつけた時に生き残る方法」を心配し、日本人は「そもそもぶつからない方法」を検討する。
多分、テロリストと言った理不尽な暴力に対する「いざと言う時」を考えての思考なのかもしれないが、それなら武装装甲列車を低速で走らせてろよ。…と思う。
ああ、1両目を無人にすればよくね?
運転士は、最後尾でカメラ映像を見ながら操作すればOK。
でも、時速32キロで貨物列車に衝突は、全席シートベルト必須で、走行時はトイレにも行っちゃダメとしないと無理か。

液体シリコンを塗るだけで太陽電池発電 北陸先端大が世界初 - MSN産経ニュース

水のような液体シリコンを塗布して半導体の膜を作り、太陽電池を発電させることに北陸先端科学技術大学院大の下田達也教授らが世界で初めて成功した。太陽電池に限らず、半導体の低コスト化や利用範囲の拡大につながるといい、国内メーカーと共同で早期の実用化を目指す。
携帯電話や液晶、太陽電池などに欠かせない半導体のもととなるシリコン材料は従来、固体と気体に限られていた。これに対して下田教授らは、これまでに光と特殊な溶媒を用いた安定的な液体シリコンの作製に成功。高速なトランジスタも作製し、平成18年に英科学誌「ネイチャー」で発表していた。
そこで今回は、液体シリコンの詳しい性質を明らかにした上で、基板上に塗布する技術の開発に挑戦。液体シリコンから不純物を除き、ガラスの基板を用いて製造時間を短縮することなどで、半導体としての性能を持つ安定した膜の製造技術を確立した。
具体的には、まず窒素が充満した装置内で基板上に液体シリコンをたらし、1分間に約3000回の高速で回転。次に約400度で数十秒ほど加熱するだけで半導体の薄膜ができる。
このプロセスを3回繰り返して3層の薄膜を作り、電極を加えた太陽電池を作製したところ、既存品の20%程度の発電能力を実現できた。
下田教授は「液体シリコンは簡単なプロセスで半導体を作れる。将来性は非常に高い」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110207/scn11020720570001-n1.htm

安価に作れるという事は、普及には便利だけど…発電量が既存品の2割じゃ、砂漠のような広大な場所で面積を稼げる場合はともかく、日本のように屋根を利用した「限られた面積」を使う発電だと、時間/面積効率はどうなんだろ。
まだ試作段階で、効率は上がっていくとは思うので、現時点で「使えない」と判断する事はないし、発電コストが原子力以下になれば、意義は非常に大きい。
このまま開発を続けて欲しいと共に、他の国に奪われないようにして欲しい。

漫画「ワンピース」など3800冊分を無断配信で少年逮捕 250万人アクセス - MSN産経ニュース

米国のアップロードサーバーを利用して日本の漫画をネットで無断配信したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは著作権法違反の疑いで、新潟県潟上市の少年(18)を逮捕した。
同センターによると、少年は米国のサーバーに人気漫画「ワンピース」など少年漫画を中心に約3800冊分のデータをアップ。無料のレンタル掲示板から誰もがサーバーにアクセスできるようにし、無料でダウンロードさせていた。
同センターは、昨年3月から今年1月にかけて掲示板には延べ約250万人からのアクセスがあったとみている。少年は「漫画をアップするサイトを作ってみたかった」と供述しているという。
逮捕容疑は22年8月15日から9月3日ごろまでの間、米国のサーバーに日本の少年漫画をアップ、不特定多数の人に閲覧させ、著作権を侵害したとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110208/crm11020811270010-n1.htm

3800冊って、少なく感じるかもしれないけれど、それだけあれば日本の人気少年漫画は大体網羅できる冊数。
つまり、出版社にとっては「売れ筋を根こそぎタダでばら撒かれた」という話なので、怒るのは当然。
日本で無償配布とか、馬鹿にも程がある。
日本の警察が逮捕できるのは、日本人だけであり、中国を代表とする欧米のファンサブなどで無償配布されている被害は、もうどれだけになることやら。
閑話休題
図書館の蔵書がン十万冊とか言うのは、誰得な本まで網羅しているからであり、個人の(嗜好で集められた)蔵書が1万冊超えたら、かなりのコレクションと考えて良い。(司馬遼太郎の6万冊の蔵書とかは規格外。自前で図書館と司書を雇うレベル)
ちなみに、ウチは最盛期でも小説と漫画合わせて2000冊は超えて無いと思う。

ファイル共有ソフト:ノード数でWinnyは半減、Shareは3分の2以下 - CNET Japan

コンピュータソフトウェア著作権協会ACCS)は2月4日、2010年12月に実施したファイル共有ソフトのクローリング調査の結果(PDF)を発表した。今回は、これまでの「Winny」と「Share」に加え、「PerfectDark」の3種類を対象にしている。
調査結果によると、Winnyに接続しているノードが1日あたり約6万台(2009年10月調査では14万台)、Shareが約13万台(同21万台)という結果となり、WinnyとShareはともに大きく減少した。流通するファイル全体に対する著作物と推定されるファイルの割合は、Winnyが47.4%、Shareは53.6%、Perfect Darkは65.0%だという。
ノード数の減少については、著作権団体などが加盟する「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」で実施してきたメールによる注意喚起活動などの広報啓発活動、著作権法の改正、刑事摘発の実施などの効果であると評価できるとしている。その一方で、著作権侵害の規模としては現在も大きく、コンテンツビジネスを阻害する深刻な問題であることに変わりはないとしている。

http://japan.cnet.com/news/business/20425987/

むしろ未だにWinnyが6万ノードも生き残っている事に驚いた。
しかし、最盛期にはWinnyだけで100万ノード以上、Shareや他のP2Pもあわせれば150万ノード近くにも達していた訳で、80〜130万人くらい「著作権侵害ユーザ」が減った訳だが、コンテンツの売り上げMAXが当時より80万本以上あがったという話は、全く聞きませんね。
どの辺りが「深刻な問題」なのか、コンテンツの売り上げ総額とノード数の相関をちっと比較してみ?
日本で政治が全く良くならないのは、このように「最初に決め付けた理由」に固執して、間違いを認めず、無駄な努力に血道を上げるからだと思う。
数字があるんだから、きちんと客観的な評価をして、正しい対応をすれば、問題は解決していくと思うのだがなぁ…。
多分、海賊版撲滅に使う金と労力を減らし(ゼロにしてはいけない)て、その分、コンテンツの内容向上や宣伝に使うほうが、プラスは大きいと思うよ。
追記:経済産業研究所、「YouTubeでのアニメの私的配信はDVD売り上げを増加させる」という論文を公開 - スラッシュドット・ジャパン

hylom 曰く、

TorrentFreakで取り上げられているが、日本の経済産業研究所の田中辰雄氏が、「ネット上の著作権保護強化は必要か−アニメ動画配信を事例として」という論文を公開している。興味深いのが、「YouTubeを典型例として私的コピーによる著作権者の収益減少は限定的であり、場合によっては著作権者の収入を増やすこともある」という分析だ。
論文では、2007年10月〜2008年6月までの9ヶ月間に放映が開始されたテレビアニメを対象に、YouTubeおよびWinnyによる私的コピー数がDVDの売り上げやレンタル回数にどう影響するかを分析している。さまざまな分析が行われているが、分かりやすい傾向としては「YouTubeに違法アップロードされたファイルを放置してもDVD売り上げ、レンタル回数ともに減る傾向はなく、むしろDVD販売を増やす効果がある」「テレビ放映後にYouTubeにアップロードされたファイルを削除するとDVD売り上げは減る」「Winnyでのファイル交換数が増えるとレンタル回数は減るが、DVD売り上げへの影響はない」などが挙げられている。
これを受けて論文では、「著作権者は私的コピーをあまり気にすることなく、ネット配信に乗り出すべき」「Winnyへの対策は安い料金でほぼDRMなしでの作品配信が効果的」と述べている。

http://slashdot.jp/yro/article.pl?sid=11/02/05/0357253

別にこれは「だから違法配信を見逃せ」という話ではないので注意。
でも、著作権者が血道を上げている方向性にメリットが無いと言う証拠の1つだと思う。
個人的には、ニコニコあたりに放映と同時に作品を低画質でUPし、「ずーっと置いておく」のは、撒き餌と割り切ってやっても良いんじゃないかと思う。
作品に色々と伏線を仕込むような話だと、「あの話をもう一度見るか」という需要は常にあるのだが、少額でも有料だと見る気が失せるので。
レンタル回数の減少については、著作権者にとっては「痛くも痒くもない」しなw (鬼)