Bloomberg／ロジャーズ氏「ドル・米国債下落」 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE

著名投資家で投資会社ロジャーズ・ホールディングスの会長を務めるジム・ロジャーズ氏は６日、米債務急増が米資産の信認を低下させていることから、ドルと米国債がともに下落する公算が大きいとの見方を示した。ロジャーズ氏はシンガポールで電話取材に応じ、１年前に比べてドル保有高を減らしており、「いずれ米国債を空売りする」計画だと述べた。

http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200907070059a.nwc

投資家の発言なんて、自分の利益を誘導する為の情報操作(ポジショントークという)だから、こんなのを真面目に経済記事が取り上げるのは、正直理解に苦しむ。
ついでに、経済学者とか経済評論家と呼ばれる連中は、あくまで「本人が信じたい事」を語っているに過ぎず、ＴＶ局や新聞は必要な意見を言ってくれる評論家を用意しているだけという。
…正確に経済を予見できるなら、評論なんかしてないで、黙って投資するしな(爆)
この発言だが、米国債の発行高が増えるのだから、「米資産の信認」と関係なく、「当然」のように「ドルと米国債がともに下落」する。
しかし「ドル基軸体制が維持される限り」それは必ず回復する。
問題は、その下げ幅と回復ペースであり、それについて言及しない以上、「いつかは雨が降る」と同じくらいの重さしか無い意見じゃないんかと。