gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中日新聞:温室ガス25%削減、国際社会から歓迎相次ぐ :国際(CHUNICHI Web)

民主党鳩山由紀夫代表が温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比25%削減すると表明したことに、国際社会では自民党政権からの“政策転換”として歓迎する声が相次いだ。実現性を疑問視する見方は根強いが、温室効果ガスの二大排出国である米中両国の姿勢に影響を与えるかどうかにも関心が集まり始めている。
「日本の決断は非常に意義深い」。英国のミリバンド外相は8日の記者会見で、日本の削減幅が「以前の3倍」になるとして、温暖化防止に向け日本の決意を示すものだと評価した。
米メディアも環境保護団体のコメントを引用し「温暖化対策で日本が先頭に立つ」と鳩山発言を好意的に報道。ニューヨーク・タイムズ紙は「他国にも野心的な目標設定を迫ることになる」として、オバマ米政権や中国などの背中を押す可能性を指摘した。
6月に米下院を通過した温暖化対策法案の削減幅は90年比6%減にとどまる。大胆な目標を掲げる日本に米中などが同調し、京都議定書に続く国際枠組み交渉が加速するとの期待も高まる。
一方、英紙フィナンシャル・タイムズ民主党が高速道路の無料化など温暖化対策と矛盾する政策を掲げているほか、経済界の懸念も強まっていることなど障害を列挙した。「重大な進展」と鳩山発言を歓迎したドイツ環境省報道官も「削減目標が新政府の計画に盛り込まれるまで具体的な評価は留保する」として、新政権の政策実行力を慎重に見極める考えを示した。(ロンドン、ワシントン、ニューヨーク、北京、ベルリン共同)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009090990095350.html

うわぁ…喜んで諸外国が日本のハシゴを外し始めたよ…。
ミンス党の日本人向けにリップサービスしまくっている「守る気の無い公約」は破っても、トリ頭の日本人相手なら党の名前を変えるだけで騙されてくれるけれど、海外向けの公約は、「守らなければ日本全体の国際的信用を失う」という極めて重いペナルティを伴う。
中国のように、背景として核兵器アメリカに次ぐ軍備と言った「いざと言うときの実力」があるならともかく、日本のように信頼と信用で商売している国にとっては、致命的な問題に発展しかねない。
日本の無謀な発言を歓迎するが、それにしたがって諸外国が自分の排出枠を削減するなんて事は無い。
むしろ、日本が肩代わりしてくれるから排出権をよこせと言いかねない。
村山談話が未だに日本を苦しめているように、無能な首相の無責任な発言が、これからの日本にとって呪いの十字架になる可能性は…極めて高い。