2000年代前半アニメといえば?今の10代の子はほとんど知らず、最近当然ながらまず語られない上懐古の対象ともならない微妙な年代 |やらおん!
リンク先の「日本のテレビアニメ作品一覧 (2000年代 前半)」だけど、結構見ていた作品あるで。
2000年だと、おジャ魔女どれみ、 ゲートキーパーズ、星界の戦旗、ラブひな、ヴァンドレッドとか、それなりに続編が作られるくらいは売れたし、NieA_7とか玄人ウケ作品もあるし。
2001年だと、ZOIDS新世紀ゼロ、 Z.O.E Dolores,i、ギャラクシーエンジェル、学園戦記ムリョウ、スクライド、フルーツバスケット、まほろまてぃっく…ガイナックス作品の躍進と、CG作画のアニメが増えてる点で、節目と言える時期かな。
個人的に、「おとぎストーリー 天使のしっぽ」にハマる。
スクライドの幼女ヒロインが、田村ゆかりで、当時は蘭花・フランボワーズみたいな五月蝿いキャラがメインだったのに、なのはへと続く幼女ヒロインボイスの片鱗を見せたのが注目。
あと、地味にちびっ子声優「斎藤千和」が初メインヒロインを張った「ココロ図書館」もこの時代。
2002年だと、おねがい☆ティーチャー、フルメタル・パニック!、天地無用! GXP、あずまんが大王、十二国記、 OVERMANキングゲイナー、ぷちぷり*ユーシィ、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX。
有る程度歳の行ったガノタには蛇蝎の如く嫌われたガン種もこの年。
なんだかんだと、深夜アニメが増えて、アニメが粗製乱造されていく節目の年。
個人的に、「プリンセスチュチュ」にハマる。
「釘、仕事選べ」と言われた「りぜるまいん」もこの時代。(釘宮のエロ台詞聞きたい人はぜひ視聴)
2003年だと、THE ビッグオー、STRATOS 4、明日のナージャ、宇宙のステルヴィア、カレイドスター、LAST EXILE、住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー、おねがい☆ツインズ、フルメタル・パニック? ふもっふ、R.O.D −THE TV−、神魂合体ゴーダンナー!!、 鋼の錬金術師、プラネテス…京都アニメーションが知名度を上げてきたのがこの辺りだったと思う。
原作レイパーが監督をやって、完全に黒歴史になる所を、コミカライズが神がかって素晴らしかったお陰で、「真月譚 月姫」と言えばコミックであり、アニメ?ナニソレとなった月姫アニメ化もこの年。
声優的には、生天目仁美とか伊藤静とかが、真月譚 月姫でメインキャストデビューする。監督がカスだっただけで、作画とか音楽とか声優は良かったんだよね、真月譚 月姫。
2004年だと、攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG、マリア様がみてる、ふたりはプリキュア、ケロロ軍曹、蒼穹のファフナー、ニニンがシノブ伝、舞-HiME、魔法少女リリカルなのは、ゾイドフューザーズ、スクールランブル、ローゼンメイデン。
正直、ふたりはプリキュアがこんな長く続くシリーズになるとはまるで想像できなかったし、魔法少女リリカルなのはが10年経ってもコミケで行列を作る企業ブースとして君臨するとは、全く思わなかった。
むしろ、マリ見ての当時の盛り上がりを知る身だと、小説の方がひっそりと注目されないまま完結するとか、想像の外だった。
…なんだ、並べてみれば、CGアニメーションの過渡期として注目されたゾイドシリーズやら、粗製乱造期の混沌を示すような怪作まで取り揃え、怪物タイトルまでしっかりと輩出している時代やないか。
当時見てて面白かったのは、GINAXの凋落と京都アニメーションの躍進かな。