情報収集衛星搭載のＨ２Ａ 打ち上げ成功 : 最新ニュース : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

政府の情報収集衛星レーダー予備機を載せたＨ２Ａロケット２７号機が１日午前１０時２１分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。内閣衛星情報センターは「衛星は予定の軌道に投入された」と発表し、打ち上げは成功した。
情報収集衛星は、他国の軍事関連施設などを監視する事実上の偵察衛星。デジタルカメラと同じ仕組みの「光学衛星」と、夜間や雨天でも地上の様子が分かる「レーダー衛星」が、既に２基ずつある。衛星はいずれも高度４００〜６００キロ・メートルの軌道を飛び、４基で地上のあらゆる場所を２４時間以内に撮影できるという。
今回の予備機は５基目で、レーダー衛星が故障した時に備えて打ち上げた。予備機も活用することで、地上を撮影する頻度が増える見込みだ。

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150202-OYS1T50006.html

打ち上げの成功率が順調に上がっている事が喜ばしい。
とは言え、情報収集衛星がＪＡＸＡの予算を実質的に年間４００億も食いつぶしている現状は問題なので、さっさと自衛隊に衛星情報センターを統合して予算も防衛費に組み込んでしまえ、と思う。
ついでに言うと、固体ロケット開発はミサイル技術に通じる重要な技術体系なので、軍事機密並に囲い込みが必要なんで、ＩＨＡエアロスペースのイプシロンは計画ごと自衛隊に引っ張っても良いんじゃないかとすら思う。
2012年に、イプシロンロケットの情報狙いでウイルスが送り込まれた事件は記憶に新しいし、売国な自称識者による「イプシロンは弾道ミサイル」というウザい突っ込みに、弾道ミサイル迎撃に使われるＳＭ３だって固体ロケットで、そっち向けの技術開発ですと言えば、良い訳だし。