gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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同じ女性を2度暴行 特急内強姦事件 被告、罪状認める

JR西日本の特急「サンダーバード」内で乗客の20歳代の女性に暴行したとして、強姦罪などに問われた滋賀県湖南市石部南の解体業、植園貴光被告(36)の公判が29日、大津地裁(長井秀典裁判長)であり、植園被告は起訴事実を大筋で認めた。検察側は、植園被告が暴力団関係者を装い、おびえる女性に対し車内で2度にわたって暴行に及んだ卑劣な犯行の実態を明らかにした。
検察側の冒頭陳述によると、植園被告は昨年8月3日、乗用車の運転免許取得合宿からの帰りに、金沢駅から大阪行きのサンダーバード50号に乗車。乗客がまばらな自由席6号車内で、前から3列目の女性の隣に座った。福井駅を出た午後9時20分ごろから、服役を終えたばかりの暴力団関係者を装って「大声出すな。殺すぞ」と脅しながら女性の体を触り、通路を通りかかった他の乗客には「何見とるんじゃ」と怒鳴りつけた。
その後、女性を車内のトイレに連れていき暴行。いったん京都駅で降りようとしたが、間に合わずドアが閉まったため、再び同じ女性を車内の洗面所で暴行した。
この日の公判では被告人質問も行われ、植園被告は「仕事がうまくいかず酒に逃げ、同じ犯行を繰り返してしまった。世間の人には迷惑をかけた」と述べた。弁護側は「植園被告が、16歳のときのバイク事故で負った脳挫傷(のうざしょう)が原因で欲望を抑えられなくなり、犯行につながった可能性がある」と情状鑑定を請求し、採用された。
植園被告は、走行中のJR湖西線の電車内やJR雄琴駅(大津市)構内のトイレで別々の女性に暴行した罪にも問われ、今年4月の初公判で起訴事実を認めている。

この40人も居て誰も助けに行かなかった事件だが、そっちは横においておくとして、

弁護側は「植園被告が、16歳のときのバイク事故で負った脳挫傷(のうざしょう)が原因で欲望を抑えられなくなり、犯行につながった可能性がある」と情状鑑定を請求し、採用された。

これが納得いかない。
つまり、理性では犯罪を抑制できないケダモノであるという証明をしただけで、なんで罪状が減免されなければならないのか?
そんなケダモノを社会に放置していた親の責任問題まで追及したいくらいなんだけど。
ぶっちゃけた意見を言えば「そんな危ないケダモノ、保健所で薬殺処分すれば?」と思う。
病気で社会的なルールを守れないケダモノにも人権があるって言うんだから、不思議、不思議。
人権にしろ、法律にしろ、「社会的な常識・ルール」という人と人との共通幻想によって構成されている以上、それを共有できない存在にまで適用するのは間違ってると思う。
例えば、人食い熊と人間が同じ人権で守られて居たら、人食い熊が人間を食い殺しても「人食い熊だから人を殺すのは仕方が無い」という事になって、逆に人間が人食い熊を射殺したら「殺人罪」になるというお話である。