北朝鮮「米韓との衝突は時間の問題。我が軍は準備済」 2009/02/20(金) 10:48:30 サーチナ

19日付中国新聞社電によると、北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、韓国との対立で「衝突は時間の問題」、「軍は全面対抗状態を整えた」などと報じた。
北朝鮮の軍関係者によると、米韓はこのところ軍事力を大幅に増強。戦闘攻撃機F／Ａ−18など航空機20機を追加配備し、2月中には戦闘機Ｆ−16一個大隊が到着する見込み。両軍は韓国上空で空戦、地上目標の破壊、空中給油などの演習を繰り返している。
また、海や陸での演習も増加。「南北関係は、すでに収拾が難しい状態に達した」という。
北朝鮮の人民軍参謀部報道官は17日、「韓国政府が朝鮮（北朝鮮）を敵視する政策を推進していることをかんがみ、朝鮮軍は『全面対抗状態』に突入したことを宣言する」と発表。18日には改めて「朝鮮軍が全面対抗状態を整えたことを忘れるな」と述べた。
米韓両軍は3月9日から20日まで、韓国全域で合同演習を実施する。期間は12日間で、2008年の6日間から倍増。北朝鮮側には「防衛に重点を置いたもの」として18日に通告した。（編集担当：如月隼人）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0220&f=politics_0220_002.shtml

前の朝鮮戦争と異なり、まともに戦えば、一応は軍の近代化が済んでおり、老人子供と言った民間人を虐殺して戦果と誇るような、残虐さでは世界に類を見ない韓国軍相手に、北朝鮮の前近代的で物量以外に取り柄の無い軍隊が勝てる見込みなんて無く、核兵器と言う戦略兵器は、内戦では使いにくい上、戦術核だろうが一発でも使用した場合、米国の核報復を招く結果になりかねない。
そういう意味で、北朝鮮も、デフォルト寸前の韓国も、戦争なんかしたくないというのが本音だろう。
この中国から更にハシゴを外すような報道と併せて考えると、ある意味、「中国と米国の代理戦争」に近い様相を呈していると思う。