東芝が米ウラン濃縮会社に1億ドル出資、供給受ける権利取得| テクノロジーニュース| Reuters

［東京　２５日　ロイター］　東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は２５日、米バブコック＆ウイルコックス社とともに米国の濃縮ウラン会社であるユーゼック社への各社１億米ドルの出資契約を締結したと発表した。
ユーゼック社は、米国最大のウラン濃縮事業者として米国を中心とした原子力発電用濃縮ウランの供給などを行っており、今後の原子力発電所の新規建設による濃縮ウランの需要増加に対応している。この出資によって、東芝は原子力発電所燃料に必要な濃縮ウランの供給を受ける権利を取得する。

http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-15491020100525

こーいうニュースを見ると反射的にぐんくつの音が聞こえてしまう人がいるが、単に東芝がこれから売り出す小型原子炉の需要増を見込んだ話。
現実的な話、世界を敵に回す覚悟でもなければ、商用原子力発電用に輸入した濃縮ウランを核兵器に転用なんて不可能で、核兵器はウランを自国内で確保できる国でもなければ作れないのが現実。
そして、日本は核兵器を作れるほどのウラン鉱山を持たないので核兵器は作れない…というのが一般的。
なんだけど、実は海水中から商業用の濃縮ウランを輸入する２倍程度のコストで十分なウランを採取できる技術があったりする。
淡水化事業と併せて実施するだけでも、レアメタルやらウランがかなり採取できると思うんだけど。
今の所、コストの問題でちーとも実現しそうに無い。