gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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レアアース対策、日本に学べ 欧州議会で討議 :日本経済新聞

ブリュッセル=瀬能繁】日本のレアアース(希土類)対策に学べ――。欧州議会は3日、日本政府を招いてこんなテーマの会議を開いた。経済産業省の川上景一審議官は中国に依存しているレアアースの代替資源の研究開発(R&D)などで米国を含めた日米欧による「三角協力」を提案。議員らも「非常にいい時期に来ている」と応じた。
中国によるレアアースの輸出制限は欧州連合(EU)にも「中国リスク」を強く印象づけた。会議には欧州議員、欧州企業関係者など約90人が参加。いち早く対策に動いた日本政府に「世界貿易機関WTO)を活用してはどうか」「中国を対話のテーブルに招くべきでは」などと熱心に質問していた。
会議の主催者の一人である中道左派のメルキース議員(オランダ)は「レアアースの消費国である日本とEUは同じ課題に直面している」と締めくくった。今春に予定している日本とEUの首脳協議でもレアアース分野の協力が議題の一つとなりそうだ。

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381959FE2E1E2E6808DE2E6E2E0E0E2E3E39C9CE2E2E2E2

中国を招いても、意味は無いな。
あと、WTOはDQN(中国)相手にろくな成果を挙げた事が無い。
「途上国」扱いで様々な貿易特権は利用しても、逆に加盟条件として確約した条項をロクに守っていないから、一方的に利用されている。
そんな組織に、なにを期待しているのやら。
元々、低価格で市場を席巻して資源戦略をとった中国だが、自分で低価格にしたくせに、レアアースの価格に不満を持ってて、尖閣問題以前から値上げを繰り返している。
つまり、元々競争力は低下の一途を辿っていたのだ。
尖閣問題で、中国と言う国自体が、国際社会のルールと馴染まない蛮民国家である事実が明らかになった以上、リスク分散の観点から、中国以外のレアアース採掘も平行して行う必要がある。
そうなれば採掘コストの高い中国以外のレアアースにあわせた価格に「値上がり」する。
結果的に、中国は黙っていても大儲けしてしまうのだ。
ならば、完全にレアアース取引から中国を閉め出すぐらいの「中国はずし」をすべき。
いっそ、WTOから除名しても良いくらいだ。
ちなみに、日本政府はレアアースの戦略備蓄すらやってなかった無能であって、レアアース問題に取り組んでいたのは企業や大学。
日本政府、特に今のミンス党なんか呼んでも、寝言しか聞けないと思うよ。