gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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大阪弁護士会:府立高教諭の国歌斉唱問題 不当な勤務評定、府教委に撤回勧告 /大阪 - 毎日jp(毎日新聞)

校長から不当な勤務評定を受けたとして、府立四條畷高校の辻谷博子教諭(56)から人権救済の申し立てを受けていた大阪弁護士会(上野勝会長)が、同校と府教委に対し評価の撤回を勧告した。卒業式の国歌斉唱で「非協力的な姿勢」があったとして、5段階で4番目にあたる「C評価」を受けていた。法的な強制力はないものの、勧告書は「思想・良心の自由を侵害する不公正な評価」と断じている。
勧告書によると、辻谷教諭は卒業式の国歌斉唱について、当時の校長が説明した際、生徒からの質問をきっかけに「歌う自由と歌わない自由を認めてほしい」と発言したなどとして、05年3月にC評価を受けた。大阪弁護士会人権擁護委員会はこれを、「思想信条に基づく行為で、学校教育・学校運営に著しい支障を生じさせたとは到底言えない」と判断した。
府教委による教職員の勤務評価「評価育成システム」は、04年度から試験導入され、07年度からは前年度の評価が昇給などに反映されている。14日、府庁で会見した辻谷教諭は「評価は必要だが、保護者や生徒らがすべきであって行政がすべきではない」と話した。【平川哲也】
毎日新聞 2008年11月15日 地方版

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081115ddlk27040387000c.html

この教師は、国家を歌わない自由を求める前に、何故「職業選択の自由」を使って転職しなかったのだろうか。
仮に「戦争反対で非暴力主義の軍人」が居るとして、最初にそいつに助言する事は「戦争不参加の自由を権利として認めるよう軍に訴える」事ではなく、「自分に向いた職業を選ぶように説得」する事だと思うのだが。
この、役に立たない人間に税金から給料を払う無意味さを理解できるなら、反国家思想で侮国教育を推進する教員に税金から給料を出す羽目になっている国民の不幸の方こそ、弁護士連中には救済して欲しいと思う。
あと、これが認められるなら、生徒には「校則を守らない自由」があり、生活態度に拠る内申点の減点は不当だし、教師が素行を注意するのも人権侵害、いじめも正当な権利なのですね、と。