「あかつき」と打ち上げ、衛星４機中３機不明 : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

今月２１日に金星探査機「あかつき」と一緒に打ち上げた小型衛星４機のうち、３機が行方不明になっていることが２６日、宇宙開発委員会に報告された。
３機からの信号が受信できない状態が続いている。
この３機は、複数の大学が共同で開発した「ＵＮＩＴＥＣ―１」と、早稲田大、鹿児島大それぞれの超小型衛星。ＵＮＩＴＥＣ―１は金星を目指し、他の２機は地球のまわりを周回するはずだった。
（2010年5月26日20時35分 読売新聞）

http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20100526-OYT1T01000.htm

悪意ある記事だなー。
ＪＡＸＡが打ち上げた本命の衛星２機は成功しているのに、この記事では意図的に完全無視して、相乗りの大学衛星失敗だけを取り上げている辺り。
相乗り衛星を含めて、全て問題なく目標どおりの軌道へ衛星を投入したらしいから、打ち上げ自体には何の瑕疵も無いんだけど、こういう結果になると何故かＪＡＸＡの方を叩く人も出てくるんだよねぇ…。
個人的には、金星まで行くはずだった「ＵＮＩＴＥＣ―１」がロストしたのは残念かな。
一部報道では「行方不明」とか言ってるけど、きちんと軌道要素は確認されており、別に行方不明なわけじゃない。単に通信しても反応が無いだけ。
この辺りの言葉の使い方も、悪意なのか、記者の勉強不足なのか…。
しかし、大学共同の「UNITEC-1」とか早稲田大学の「WASEDA-SAT2」とか創価大学の「Negai☆″」はきちんと情報を一般開示してるのに、鹿児島大の「KSAT」は会員専用になっているくさい。
それでも公開分のサイトを更新してればマシなのに、5/9で更新が止まっているという体たらく。
なんだかなー。
情報公開のフットワークは、軽い程良いと思うのだが。