打ち上げ成功、ケネディ大使「日米連携の一例」 : 科学 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
世界中の雨や雪を宇宙からレーダーなどで観測する「全球降水観測（ＧＰＭ）衛星」が２８日午前３時３７分、鹿児島県の種子島宇宙センターから、Ｈ２Ａロケット２３号機で打ち上げられた。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140228-OYT1T00135.htm
ロケットは１６分後に衛星を分離し、打ち上げは成功した。Ｈ２Ａの打ち上げ成功は２００５年２月以降、１７回連続となった。
ＧＰＭ衛星は、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡジャクサ）と米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が約８００億円をかけて共同開発した。衛星は高度４００キロ・メートルの軌道で太陽電池パネルを広げ、通信機能も正常に動作している。約２か月後から高性能レーダーによる観測を始め、半年後からデータを一般に公開する。キャロライン・ケネディ駐日大使も種子島で打ち上げを見守り、記者会見で「日米が宇宙で連携した一例となった」と語った。
ロケットには多摩美術大など国内７大学の小型衛星７基も搭載され、ＪＡＸＡは、すべての分離を示す信号を確認した。
◆ＧＰＭ（Ｇｌｏｂａｌ Ｐｒｅｃｉｐｉｔａｔｉｏｎ Ｍｅａｓｕｒｅｍｅｎｔ）
頻発する豪雨や洪水の予測に役立てるため、日米欧、インドが協力して作った衛星観測網。今回の衛星で１３基体制となり、地球の降水の９５％を監視できる。
打ち上げをリアルタイムで見ようと思っていたのだが、帰宅後に寝落ちてしまい、気が付いたら朝だった。
ともあれ、成功おめでとう！
