「購入したコンテンツ、ダウンロード済みコンテンツも閲覧不可になる」なんてことをやっているから正規のサービス利用者が増えないんだよ! - Togetter
一見、まともそうな意見に見えるが、それなら安全・安定、過去千年以上も使われてきた紙とインクという記録媒体を使った本の利用者が減っている事と事実が相反するので、無関係な事象を無理矢理繋げているだけと存じます…。
海賊版の問題は、コンテンツに金を払うと言う概念が欠けたマジコン世代*1が真にクソなだけで、電子書籍とかに飛びつかない高齢世代は今まで通り紙の本を買い、氷河期世代位の電子書籍にも紙の本にも親和性のある世代が、どっちもちょびちょび買ってる印象。
そもそも、電子書籍は「特定サービスで読む権利を一時的に買ってるだけ」だから、譲渡も貸す事も出来ず、ある意味ではレンタルに近い。*2
対して、紙の書籍は、本と言う財産を買っているから、それを貸す事も、財産権の保全として複製する事も一定の範囲で許されている。*3
今の日本の電子書籍をとりまく環境がクソすぎる*4事、電子書籍と紙の書籍の違いをエンドユーザには判りにくいまま、同じものだと勘違いさせるような宣伝で普及させてきた事など、問題が多い事は事実だが、海賊版問題は、全く別の問題。
分けて議論すべき。
この件に関しては、クソみたいな電子書籍業者が、やっぱりクソだった案件、と言うべき。