姫さまはプリンセス 初回限定版

実用ゲーとして買ってみたら、以外にシナリオがしっかりしていたのでラッキーでござるの巻。
以下、ネタバレ。
…主人公が女装の似合うボクっ子というのは最近の流行なのだろうか。
主人公である遠藤忍＠鈴田美夜子は、飛び入りのミスコンに参加して優勝したと言う経歴を持つ女顔で、ズボラな母親に代わって家事をこなしているうちに資格まで得ていたという、どっかの借金執事のようなスキル持ちであるが、それを生かして金持ち…この作品の場合はお姫様の従僕として働くようになる辺りまで似ているが、まあ、この手の作品のお約束ではある。
実用ゲーらしく、えちぃシーンは多く、各シナリオも短めになっているのだが、その短い日常パートの描写がなかなかに上手く、ブルムランド王国という独特の設定を持つ王国の不安定さを上手くシナリオに取り込んで、ＥＤ種類も多い。
ルシア＠海原エレナルートだと、基本的にハッピーなんだけど、クリスティン＠如月葵ルートは、なかなかシビアで、一度は主人公と幸せな時間を過ごしたものの、故郷であるブルムランド王国の内戦勃発と、反クーデター政権の旗頭として戦っていたルシアが行方不明になると、貴族の高貴な義務としてクリスティンはルシアの影武者として立つ事を決意するとか、なかなか波乱万丈なＥＤがあったりする。
アウグスタ＠夏野こおりは、シナリオというよりは単なるＥＤ分岐って感じだけど。
後は、白鳥可菜子＠大波こなみシナリオだけだけど、こっちはあんまりやる気がおきないのでぼちぼちやろうかと。
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