gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

主人公が老人になるまでを描いた作品って少なすぎでしょ -はてな匿名ダイアリー-

正直、主人公やヒロインが孫たちに看取られて逝くまで描いたエピローグなんて、実際に親の死とか、自分の死をリアルに感じられる歳になってから読むと、胸が痛いだけで感動とかないで?
特に、種族差による寿命で、ヒロインに看取られる側でも、ヒロインを看取る側でも、涙腺決壊でヤバい。
だから、そこまでやってしまうと、読める読者が若者だけになり、ニッチになり過ぎる。
つまり、需要が無い。
真面目な話、悲劇や不幸作品と言う物を「楽しんで読める」のは、今現在が満たされて居て、幸せな人達なので、主要な労働人口の中核をなす三十路から四十路の世代が丸ごと不幸に沈んでる日本では、なろう作品ほど極端じゃなくても、幸せで、めでたしめでたし、で終わる話が望まれやすい下地がある。
そんな状況で、非主流の作品を「少ないね」と言うのは、「パンが無いならケーキを」の精神と呼ぶべきか。
いっそ、自分で書けば良いんじゃないかな?